Milk Gallery Underground
Get ready to meet the newest members of the Milk Underground family.
Photo By: Marc Lemoine
Milk Gallery Underground
Get ready to meet the newest members of the Milk Underground family.
Photo By: Marc Lemoine
忘れられないのは
この血が原因
名前が
存在が原因
あの映画が原因
瞼の裏で光る
日曜の日差しと
ずっと戯れていたかった
空中で
車の縁をなぞる
片目を瞑ると
指は全然ズレたところにあって
歯痒かった
その指に
白い煙が纏わり付いて
くるくると指を回すと
煙も一緒に踊った
何の音も要らなかった
会話はどうせ冷たいから
聴きたくなかった
夕方になんて
ならなければいい
月曜日なんて来なければいい
彼はスーツより
ラフな格好がずっと似合う
お気に入りのワンピースは
長い髪と共に
風でふわふわと捲れてたけど
気にならなかった
今は
今が愛しかった
髪を伸ばしたのは
彼に愛されたかったから
女の子らしいあたしを
彼は一番好んだから
だから
小学生になって
自分で髪を切った
ママはそれを見て
酷く驚いて
急いで
あたしを美容院に連れてったけど
あたしは
もうなんだって良かった
長い髪も
女の子らしさも
もう、意味がなかったから
ピンク色だった部屋を
青色に変えてもらった
日曜日も
月曜日も
同じ、ただの曜日になった
3歳から習ってたピアノも
まるでやる気になれなかった
やめられなかったのは
チョコレートだけ
今、髪を伸ばしてる理由は
あの頃とよく似ている
休みに公園で寝転んで
瞼の裏で揺れる日差しを見るのが好きなのも
きっと、その頃から変わらない
体中の細胞が
あたしを作り出す細胞が
何も忘れさせてくれない
手放すのなら
それでいいか
必要ないのなら
それでいい
聴いたことあるでしょう
ほんとに必要なモノに
理由なんていらないんだって
だけどみんな
バカみたいに
理由を探求しているでしょう
まさか
あなたもその独りだとは
想いもしなかったけどね
自分の心も扱えないあたしは
やっぱり、独りでいるべきなのかしらね
あなたの傍じゃなく
あの人の隣じゃなく
彼の心の中じゃなく
独りでいるべきなのかしら
あなたはよく言ってたよね
君を理解出来る人なんて
いるのかって
そうだね
あたしも心底
そう想うよ
過去の言葉は
彷徨うあたしを
一瞬だけ温めてくれるけど
過去のモノだと気付くと同時に
酷く、邪魔なモノに感じるの
だって、もうそこにはない
あたしの脳の隅に保存されていたとしても
その心にはきっと、もう存在しない
だったら、邪魔でしかないわ
もうね、誰の言葉も
あたしを脅かすだけよ
あなたの秀逸な言葉がすき
あの人の率直な言葉がすき
彼の揺るがない言葉がすき
だけど、もう要らない
もう誰も要らない
i’m gonna get this.
(出典: lovewhatyoudoinlife)